資格取得記 ドットコムマスターベーシック

ドットコムマスターとは

主催団体

NTTコミュニケーションズ

公式サイト

インターネット検定 ドットコムマスター|ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
ドコモビジネス・NTTコミュニケーションズ。NTTコミュニケーションズのICTスキル認定資格制度ドットコムマスターの紹介を掲載しています。目的に合わせてベーシックとアドバンスの受検案内をしています。

資格の概要

ドットコムマスターは、NTTコミュニケーションズが実施するICTスキル認定資格制度です。インターネットの基礎知識からビジネスで活かせる実践的なICT知識を身につけることができます。

ドットコムマスターは、2001年5月から実施されており、これまで延べ45万人以上が受検しています。インターネットの利用拡大を目的としており、社会でのICTリテラシー向上とインターネットの更なる利用促進を図ることを目的としています。

ITパスポートとの違い

ITパスポートは、ITの基本を広く理解し、正しく使う力を養成する試験です。一方、ドットコムマスターは、インターネットに関する知識を証明する資格で、メールやウイルス、不正アクセス、PC活用の基礎知識が主な出題範囲です。

ITパスポートでは「ストラテジ」「マネージメント」「テクノロジ」の3分野が幅広く問われます。それらを習得することで「ITの知識がある」と見なされます。SEとか経営者とか現場を束ねる人向きの資格といった印象です。

対してドットコムマスターは現場の最前線で働く人向きの知識を習得します。ネットワーク関連のサポートセンターやサポートカウンターで顧客対応をする人や社内でネットワーク管理をする人など。

ベーシックとアドバンス

ドットコムマスターには、生活や仕事に必須なICT知識の習得を目的とする「ドットコムマスター ベーシック」と、企業や組織で活用できる実践的なICT知識の習得を目的とする「ドットコムマスター アドバンス」の2つの資格があります。
細かく分けるとアドバンスにも★(シングルスター)と★★(ダブルスター)の2種類があります。

ベーシックは名前の通り基礎的な知識が問われます。問われるジャンルはネットワークの他にデジタル機器全般です。

アドバンスはベーシックよりも専門性を高めた問題が出題されます。
そのため、NTTコムや関連企業でのアルバイト・派遣・就職の応募条件としてアドバンスの取得が設定されていることもあります。採用条件では無く応募条件なのが凄いところ。
アドバンスはNTTコミュニケーションズが自社で働くスタッフに求めるIT知識を資格化したものなのかもしれませんね。

受験資格

無し

受験方法

CBT試験

受験料

ベーシック
4,400円

アドバンス
8,800円

こんな人にお勧め

学生・新社会人
ネットワークの仕組みやセキュリティ・ネットマナーなど業務でパソコンを使ううえで知っておきたい知識が試されます。
就活時に役立つかは不明ですが、日本はもちろん世界でも最大規模の通信会社であるNTTコミュニケーションズが主催する資格ですので少なくとも足枷にはなりません。

ITパスポートよりも低額・短期間で取得できるので自分のIT知識を視覚化するのにお手軽です。

資格受験記録

受験のきっかけ

アラフィフとしてそれまでの人生で多少なりとも積み重ねてきたスキル・知識を可視化するために受験してみました。

ITパスポートをも考えましたが、私が持っているのはテクノロジのスキル・知識のみでストラテジやマネジメントは必要ないためドットコムマスターを選択。受験料が安かったからという理由もなきにしもあらず。

勉強時間

約3時間

公式サイトが模擬テスト問題を販売しています(税込み400円、コンビニでプリント)
それを一通り解いて不安なところはGoogleで検索して予習。

50年の人生は無駄では無かったようで既知の内容が半分以上でした。

難易度(個人的体感)

ベーシック

評価 :0.5/5。

公式サイトから「一問一答」という名前でサンプル問題が用意されています。
これを一通り解いてみて「簡単そう」と思えるのであれば400円で模擬テストを購入してみてください。
模擬テストをあらかた正解できれば恐らく合格できるはず。

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ドコモビジネス・NTTコミュニケーションズ。NTTコミュニケーションズのICTスキル認定資格制度ドットコムマスターの紹介を掲載しています。目的に合わせてベーシックとアドバンスの受検案内をしています。

アドバンスになると難易度がぐっと上がります。特に私の苦手分野であるネットワークはちんぷんかんぷん。

実用性(個人的感想)

ベーシック

評価 :2/5。

周囲の人から相談・質問されたときに戸惑うこと無く答えられる程度の知識はついたのでよかったです。

基礎知識を積み重ねることで、後に家電アドバイザー・エンジニアAV情報やスマートフォン・モバイル実務検定といった同じIT系・技術系の資格を取得するときのハードルが下がりました。

受験してみた感想

CBT試験での初受験がこの資格でした。なのでそっちの緊張が大きかったです。
20年近く「パソコンを使った仕事をしています」と自己紹介してきたオッサンにはそれほど難しくない内容でした。

試験終了すると試験レポートが渡されます。そこの合否が書いてあってCBT初受験の私はそのスピード感にびっくり。

上位資格

私が受験したのはベーシックです。前述したように上位資格としてアドバンスがあります。

アドバンスよりも上を目指すのであればネットワークスペシャリストが良いかもしれません。

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