メモリーを買ってきた

午後から駅前の本屋に行ったんですが、買い物を終えて帰るつもりが無意識のうちに電車に乗ってて、気がついたら秋葉原。
あぁ小銭が入るとすぐこれだよ、無駄遣いしないようにしなきゃ。と用心しつつ徘徊してきました。複数のお店でBIOSTARのマザーボードが安く売ってたり、新発売のCPUクーラーが展示してあったり、石丸本店が閉店セールをやってたりと、様々な誘惑に負けそうになりながらも2Gx2のメモリだけ買って帰ってきた。

早速取り付けて簡単なエラーチェック、特に問題ないみたいで一安心。
せっかくの4Gメモリですがオイラの使ってるOSは32bit版のXPなのでOSからは3.5Gまでしか認識されない。これじゃ余った0.5Gが勿体ないので以前から試したいと思っていたRAM DISKに手を出してみた。

RAM DISKというのは簡単に説明するとメモリーをHDDとして認識させてデータの読み書きに使うってことです。HDDと比べるとメモリーの転送速度は圧倒的に速いので、大きなファイルや頻繁に読み書きするファイルをRAM DISKに置くことで作業効率が上がる、という寸法です。HDDと比べてどれだけ早いかというと・・・。

20090513

上の画像が先日購入した1TBのHDDで下の画像がRAM DISKのもの。もう比べるまでもない、桁が違うよね。

とまぁ、読み書きの早いメモリをファイルの保存場所として使う技術がRAM DISKというものなんです。オイラが知る限りだと数年前までは実装するのが結構難しいし扱いが面倒くさいという評価だったんですが、最近はメモリの値段がずいぶんと安くなったと同時に、同じくフラッシュメモリをドライブとして使うSSDの技術進歩や、RAM DISKを自動でお気軽に作れるソフトの存在、と様々な背景が整ったことからちょっとしたブームになってるみたいです。

RAM DISKを作成して使用するソフトはフリーソフトから製品版までたくさん出てまして、その使い方もあちこちで解説されています。なのでその辺のことは省略。あぁオイラはもちろんフリーのソフトを使いましたぜ。
と、ここまでの話だと良いことずくめなんですが実は欠点もある。メモリを使うので電源を切ってしまうと記憶していたものが全て削除されちゃうんですな。なので一時保存場所として使うには有効だけど、そのままでは永久保存場所として使うわけにはいかない。
「そのままでは」ってのがミソで、一部のソフトでは電源オフ時にRAM DISK内のデータをHDDに退避させて、次回電源オンしたときに復活する機能が付いているらしい。HDDに退避させちゃえば電源を切ってもデータは消えないってわけですな。

ということでRAM DISKを試してみたってお話でした。
え?んでどうだったんだ?

いやね、0.5Gの領域を作ってはみたものの、それをどういう用途に使おうか考えてなかったのよね。
一般的には例えばブラウザのキャッシュ(Temporary Internet File)を保存することでページの描画が早くなるとか、画像編集ソフトの一時ファイルを保存することでリドゥ・アンドゥが早くなるとか、色々な使い方が提示されてはいるんですが、なんせ容量が500Mbしか無いし、高価な画像編集ソフトは使わないし、ブラウザのキャッシュはブラウザを閉じるたびに削除しちゃってるし・・・・。

RAM DISKってどういう用途に使えばいいんでしょうか?

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