バスの停留所で夜露を凌ぎ、無人駅のホームで夕立を回避し、夜行列車の車内で睡眠を貪り、いい加減寒くて疲れたので普通の旅館に一泊したらあっという間に資金が尽きたので仕方なく帰ってきた。やはり旅行は宛てのない一人旅に限る。複数人だとこうはいかんしね。
トノサマガエル・オニヤンマ・エダナナフシ・クルマバッタ・ウマオイ….etc
ガキの頃に憧れ求めるも見ることすら叶わなかった生き物なのに、大人になったら僅かな旅程の間に全て見つけてしまう。見られたことは嬉しいんだけど、実際に間近で見ると怖くて触れない、このジレンマ。
憧れはいつまでも憧れのままにしておいた方がいいのかもしれん。
生き物に限らず色々と。