夏場に元気が良い理由

アレ?と思ったので分かりやすいようにカレンダーを表示して確認してみた(右サイドメニュー最下部)
なんだよ、今月の出席率?は素晴らしいじゃないか、オレ。2.5.12日以外は毎日更新してるよ、おい。

中学生の頃までは辛うじて落ちこぼれずに済んでいました。成績優秀ではありませんでしたが、周囲の友達の多くが学習塾に通う中で学校の授業だけで5教科の高校受験に挑み合格。もちろん有名校じゃありません、偏差値は中の下、いや下の上ランクの普通の都立高校。
それでも塾通いをしていた友人の保護者からは「なんて親孝行なお子さんでしょう」と噂されたとかされなかったとか。

ところが高校生にもなると自分の適正というのが見えてくるんですな。適正のない教科をどんなに頑張っても成績は上がらないし、知識も素通りするばかりで身に付かないことに気が付いた。するともう苦手な教科は授業にさえ出なくなる。
さほど厳しくない校風でしたから、法を犯したり他人に迷惑を掛けない限りはちょっとやそっとのことで怒られることもありませんで、高校2年生にもなると朝は溜まり場となってる喫茶店に登校。そこで時間割を確認して出たい授業だけ出席、そうでない授業なら喫茶店でお喋りをしたり漫画を読んだり、ボーリングやゲームセンターに出かけたり。

いや決して不良ではないんですよ。先生に楯突いたり暴力をふるったりとかしたことないですし、制服だって校則通りキチンと着てる。周囲の連中はともかくオイラはタバコも吸わなかったし。
適切な言葉を当てはめるなら「落ちこぼれ」ですな。

当時(現在もですが)苦手としてたのが数学・代数幾何・物理・化学。
この辺の教科は赤点しか取った記憶がない。数学や物理なんて0点が当たり前。2択の問題ですら真剣に考えると必ず間違える。答えが解らないのではなくて問題の意味が理解できない。なにを勉強してるのかすら解らない。

もうね、悲しいくらいの落ちこぼれ。

複数の教科がここまで成績が悪いと有無を言わさず留年なのでしょうが、タチが悪いことに現代文・古典・地理・地学といった得意な教科では学年トップクラスの成績を修めちゃったりするので話がややこしくなる。全科目の平均点は学年で中ランクになるんですな。

ということで補習やら追試やらを受けることになるんです。ちょうど今の時期ですよ。

他のクラスメイトが試験休みや夏休みを満喫している時期に、留年が危ぶまれる選りすぐりの落ちこぼれが学校に呼び出され、朝9時から12時過ぎまで補習を受ける。最後にはその日の勉強内容を理解したかのテストを受けて、合格すれば帰して貰える。合格するまで帰して貰えない。
テストは毎日。その日の勉強内容は必ずその日にテストされる。要するにその日にどれだけ覚えたかであって、次の日まで覚えている必要はない、つか覚えてられないからその日にテストしちゃわないと可哀想だろという先生の温情というか自己防衛。
先生にだって夏休みは必要だろうから40日近くも馬鹿相手に補習なんかしてられない。

こうして夏休みも7月初旬から末週まで連日のように登校していました。
今月に入って毎日のように更新できるのはあの頃の苦労のたまものかもしれん。

ちなみオイラが数学を苦手としていた理由、というか屁理屈。

先生 「この場合はこの方程式を用いることで答えが導き出せる」

オイラ「先生!それは誰が考えたの?その方程式が絶対である証拠を教えて」

先生 「いいからこの方程式に当てはめればいいの」

オイラ 「いやです、その方程式が用いられる理由を理論的に納得させてください」

とか

先生 「簡単な確率の問題です、サイコロを振って1が出る確率は?」

オイラ 「1/2です(キッパリ)」

先生 「違います、1/6でしょ、サイコロは6面体でしょ?」

オイラ 「1が出る確率なんだから、出る 出ない のどっちかでしょ、だから1/2」

オイラ 「オレが明日死ぬ確率も死ぬか死なないかの1/2だし、先生が今日の帰りに事故る確率も事故るか事故らないかの1/2」

オイラ 「世の中は偶然の積み重ねなんだから、なんでもかんでも数字に置き換えるのは無理があるよ、先生」

我ながら嫌なガキだね、全く。
いまさらですが心から謝罪させていただくと同時に卒業まで面倒見てくれたことを心の底から感謝いたします。

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