この冬は大きな風邪を引くこともなく順調だと思ってたのに、最近の気温の大幅な変化にやられてしまった。ただでさえ季節の変わり目が苦手だってのに、真冬であるはずのこの時期に晩春の陽気は酷ってもんだよ。
携帯熱も冷めかけた今日この頃。これはとても良いことだと思っています。
だってそうじゃない?常に携帯が気になっている間は携帯が身近な存在になっていないということだよ。だから熱が冷めると言うことは、特別な存在ではなくなったということだよね。
なんて嘘です。
この10日間で通話したのは1回だけ。それも50秒間。
自分の携帯の着信音すら知りません。だから人混みで着信しても自分だと気づくまでに電話が切れるかもしれん。つか、そもそも着信するはずがないので気にする必要がない。
ということで、いつ解約しても心残りがないように機能を全て使っておくテスト。ワンセグも見たし動画も見たし、音楽も聴いたしモバイル Google mapも試したし。もう十分だろと思っていたら一つ残ってた。まだカメラを使ってなかったよ。
プリムラ・マラコイデス(西洋サクラソウ) と クリスマスローズ
シーン・露出・WBは全部オートモード、花はフォーカスマクロ、空はフォーカスオート、中央重点測光
最近の携帯の機能はデジカメ並みなんだね。シーンモードは昔からあったけど露出やWB(ホワイトバランス)まで設定できちゃうし、フォーカスロックも出来ちゃう。
測光モードも分割・中央重点・スポットから選べるし、機種によっては手ぶれ補正や顔認識まで付いてるらしい。
いやぁ時代の流れはすごいね。
画質については評価できません。だって携帯だし、こんなもんでしょ。
なんでも携帯だけで済ませちゃおうって人はカメラにも拘るんだろうけど、普段からデジカメ持ち歩くのに慣れてる人は携帯カメラに必要以上の画質なんか求めないでしょうし。
操作性はイマイチですなぁ。レンズが携帯の上部(液晶の裏側)じゃなくて下部(キーの裏側)に付いてるから、普通に開いた状態で撮影しようとすると携帯を持っている手指が邪魔しちゃう。
邪魔にならないような持ち方をすると、今度は携帯が不安定になるから手ぶれしそうだし。
S906iの場合は液晶を裏返して畳んだ状態でも撮影できるんですが、こっちの方が携帯をホールドしやすいしレンズを手が邪魔しない。
だけどそうするとシャッターボタンが小さいから押しにくいのよね。フォーカスロックしてから構図を変えてる間に指が外れてフォーカスが戻っちゃったりしてイライラする。
前々から思ってたんですが、多機能化する携帯電話で一番不要な機能ってカメラじゃないでしょか。いまや安いデジカメなんていっぱいあるじゃん。
携帯を取りだしてカメラモードにして撮るのと、デジカメを撮りだして電源を入れて撮るのとでは必要な時間は同じくらいかもしれん。デジカメによっては起動まで時間が掛かる物もあるから、常に電源オンの携帯の方が早い場合もあり得るよね。
だけど写真を撮るときって殆どの人が撮ろうとして撮ってるわけで、目の前で事故や火災などのハプニングが起こらない限り、「咄嗟にシャッターを切る」なんて状況には遭遇しない。心のどこかで僅かでも「良い被写体は無いかな」と留め置いているからこそのカメラな訳ですよ。
そう考えると、デジカメの電源を入れたまま瞬時にシャッター押せる状態で町中を歩いていても決して不審ではないわけですよ。オイラが写真撮る目的で出歩くときはそうだもん。
だけど携帯を常にカメラモードにして瞬時に構えられるようにしながら町中を歩いていたらそれは不審者だと思いません?若い女性ならともかくオイラのような人相の悪い中年男がやったら間違いなく職質を受ける。
写真を撮る機能でありながら常にスタンバっておけないのであれば、それは本来の役目を果たしていないのと同じであって、わざわざ携帯にそういう機能を付与して操作をややこしく、動作を重くする必要な無いんじゃないかと思う次第です。
なんてことを人気ブログで書くと反論がすごいんだろうなぁ。弱小ブログでよかったよ。
といった戯言で終わるのはいつものことなんで書いてるオイラも気に留めないんですが、この文章を書いててミニネタが浮かんだのでついでに書き残しておきます。
写真を撮ると明るすぎたり暗すぎたりしちゃうから嫌!って人がいたら測光モードを変えてみるといいよ。特に花のマクロ写真とか室内でのポートレイトとか、被写体が明るくて(暗くて)背景が暗い(明るい)なんて場合、要するに同じ画像内で明暗差が激しい場合は中央重点測光やスポット測光だと上手く撮れるかもしれないよ。
一眼にかぎった話じゃなくて、たいていのデジカメは測光モードが変えられるし、携帯でも測光モードを変えられる機種は結構あるみたい。
測光モードについての関連サイトを貼っておきます。
文章で読んだだけでは違いが分かりにくいから実際に自分で撮って見比べる方が理解しやすいと思うよ。なんでもいいから同じ被写体を同じ場所から同じアングルで測光モードを変えながら撮って、PCに取り込んで見比べてみるとよく分かります。
測光モードについて-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集 http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/camera62.html
被写体に合わせた露出を決める「スポット測光」 – デジタル – 日経トレンディネット http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/camera/20040302/107337/
「多分割測光」ってどうスゴイの?_特集・連載記事: デジカメ?ブログ Xacti(ザクティ)|三洋電機 http://www.digiblo.jp/xactispecial/archives/2006/12/20061215_1225.html