前回の記事で以下のように書いたんですがちと訂正
そもそもPhotologには傾向というか方向性というか、そんなのがいくつかに分かれると思っています。
1つは写真をアートとして魅せるやりかた。ページのデザイン性も取り込んで写真を1つの作品として魅せていく。もう1つは写真を純粋に写真として魅せていく方法。画質だとかレンズの違いによる描写の傾向だとか、写真の本質的な部分を見せていく。
いやぁ、他にもっとあるよね。例えば1つの記事に数枚の画像を貼る人だっている。2~3枚ならいいんだけど5枚10枚となるとページは縦長になるし読み込みにも時間が掛かる。かといって複数記事に分けちゃうと画像の流れというかまとまりというか、一括りにしてこそ成立するモノが成立しづらくなっちゃう。
言ってる意味分かるかな?
例えばさ、お休みの日に旅行に行ったとするじゃない?その旅行で撮った写真を20枚ほどブログに掲載するとするよね。
1つの記事に20枚の画像を載せてそれぞれの画像にキャプションを付けていったらかなりのボリュームになるよね?だからといって5枚ずつ4記事に別けて載せたら旅行の流れなんかが分断されちゃう、やっぱり一気にスラスラっとテンポよく読んでこそ旅行記になるわけだし。
前回MTで作ったPhotologでこういった旅行記を書くとするじゃない?するとまず「○○旅行」なんてカテゴリを作るでしょ。これがトップページの「Flower」とか「Scenery」なんかと同列に並ぶわけさ。
で「○○旅行」をクリックすると一番最初の画像が表示される。ココまでは問題ないんだよね。問題は次。
一番最初の画像をクリックするとサムネイルで画像の一覧が表示される、これが問題
http://blackbird.stylefree.info/photo/flower/gallery/
サムネイルで一覧が出るというのはごく一般的に利用されている表示方法だし、訪問者が見たい画像を選べるという点ではフレンドリーで喜ばれるんだけど、旅行記とかだと最初から最後までを順番に見て欲しい場合があるわけさ。前後の境無く見られちゃうとコチラが意図してることや伝えたいことが伝わらなくなっちゃうときがある。
言ってる意味分かるかな?
論より証拠ということで続きを読む前にこれを見て下さい。
http://blackbird.stylefree.info/photo2/
この例ではオイラが意図した順番に写真を見せています。コメントには流れがあってストーリーもあります。
もしこれが画像のサムネイルによって好きな画像をランダムに見ることが出来てしまったら楽しさは半減だと思うんですな。
Photologというのはおかしいかもしれませんが、こういった画像の見せ方をしたいときもたまにはあるんじゃないでしょか?
そういう場合にブログでこれをやるのは非常に難しい。Flickerのようなオンラインストレージでもサムネイルは出てしまうので難しい。
そこで今回はフリーで配付されているアルバムスクリプトを使わせていただいた、のでこういったtitleの記事を書いてるわけですよ、えぇ。
フリーといってもこのてのスクリプトは山ほどあるので希望通りの見せ方が出来るモノを探し出すのは骨が折れます。今回使ったスクリプトは以前からその存在を知っていたので取り敢えずコイツを使うことにしました。ちょっと許せない部分があったので若干の改造を施していますが。
写真に特化したブログなんて簡単に考えていたけど、写真の見せ方は人によっても写真によっても千差万別。奥が深くて難しいねぇ。ブログという範疇にこだわらずにこういったアルバムスクリプトも考慮していかないとねぇ。
果たして希望通りのPhotologが完成し、この連載が完結する日は来るのであろうか?