資格取得記 Googleデジタルワークショップ デジタルマーケティングの基礎

Googleデジタルワークショップ デジタルマーケティングの基礎とは

主催企業

Google

公式サイト

Google デジタルワークショップ : Google
コーディングから AI に至るまで、デジタルスキルのすべてを網羅して学べるオンラインコースで、キャリアアップやビジネスの成長を目指しましょう。重要なお知らせ: 「デジタル マーケティングの基礎」コースは登録を一時的に停止しています。現在、新...

資格の概要

Googleは自社で提供しているサービスに関する理解を深めてもらうために様々な学習機会を提供しています。「Googleデジタルワークショップ」はGoogleが提供する無料のオンライントレーニングプログラムで、その中の学習過程のひとつとして「デジタルマーケティングの基礎」が含まれます。

デジタルマーケティングは現代のビジネスにおいて不可欠な要素となっています。「デジタルマーケティングの基礎」ではSEO、SEM、SNSマーケティングなど、幅広いトピックが取り上げられています。

受験資格

誰でも

資格取得方法

オンライン学習後に試験合格

受験料

無料

こんな人にお勧め

WEBサイト制作・WEBライティングに関わろうと考えている人

自社のサービス・商品をオンライン展開したいと思っている企業・担当者

資格受験記録

受験のきっかけ

フリーランスのWEB制作者として自らの知識・理解を深めるため。加えて顧客からの信頼を得るために必要と感じました。

必要と感じた理由は長くなるのでページ最下部にまとめています。

勉強時間

約10日間くらい

難易度(個人的体感)

評価 :0.5/5。

一度不合格になっても何度でも再チャレンジできます

実用性(個人的感想)

評価 :4/5。

WEB製作やWEBライティングを生業とする人なら知っておきたい知識が得られます。

「我が社もネットでの展開を始める時期が」なんて言われて上司から無理矢理担当者に指名されてしまった、なんて人もとりあえずこの辺から勉強するといいかもしれません。

意外にも履歴書に書ける資格らしいので就職・転職時に履歴書の空欄埋めに役立ちます(有利になるかはわからん)

受講してみた感想

受講のシステム

この資格の場合は受験というか受講と表現する方が適切です。
学習→復習、を繰り返した後に総合試験に合格すると言う流れです。

学習する内容はかなり多いです。

●インターネット上でのビジネスの機会
デジタルワークショップについて
インターネットのメリット

●オンラインで成功するための第 1 歩
オンラインでの目標
インターネット上に拠点を作る方法
ウェブサイトに顧客を集める方法
ウェブサイトの分析と改善

●ウェブサイトの活用
オンラインでの集客について
ウェブサイトの仕組み
ウェブサイトの構成
ウェブサイトをビジネスに活かす方法
ウェブサイトを使いやすくするための工夫
良いウェブサイトとは?

オンラインビジネス戦略の策定
オンラインビジネスにおける戦略
ビジネスのオンライン展開
顧客行動の理解
競合相手と差別化する方法
目標施一定による業績の改善 

検索エンジンへの対応
検索エンジンの基礎
検索エンジンの仕組み
検索エンジンによるウェブサイトの把握方法
検索連動型広告について
Google Search Console について

●検索で見つけてもらう方法 (SEO 第 1 章)
検索エンジン最適化 (SEO) について
SEO の計画の立て方
SEO を継続的に行う重要性
キーワードの選択方法
SEO の目標設定について

●検索の有効活用 (SEO 第 2 章)
ウェブサイトの最適化について
自身のウェブサイトと他のウェブサイトの関係性
海外を視野に入れた SEO

検索連動型広告で情報を伝える方法 (検索連動型広告 第 1 章)
検索連動型広告の紹介
検索連動型広告のオークションの仕組み
検索連動型広告の効果的なキーワードについて
有効な広告文の選び方

検索連動型広告の改善 (検索連動型広告 第 2 章)
検索連動型広告の構造と、関連性を重視した広告文の作り方
効果的な広告キーワードの設定方法
キーワードのマッチタイプ
コンバージョンを計測する方法

実店舗ビジネスのインターネットの始め方 (実店舗ビジネス 第 1 章)
実店舗ビジネスのインターネット活用法
地域情報サービスについて

実店舗ビジネスのインターネットの始め方 (実店舗ビジネス 第 1 章)
実店舗向け広告の基本
携帯電話を利用しているお客様の来店を増やす方法
実店舗のための検索エンジン活用法

ソーシャル メディアの始め方 (ソーシャル メディア 第 1 章)
ソーシャル メディアについて
目的にあわせたソーシャル メディアの選び方
ソーシャル メディアの計画の立て方について
ソーシャル メディアの活用方法

ソーシャル メディアの活用方法 (ソーシャル メディア 第 2 章)
ソーシャル メディアを長期的に運用する方法
ソーシャル メディアの有料広告
ソーシャル メディアの効果を測定する方法
ソーシャル メディアの落とし穴

携帯電話 (スマートフォン) の可能性について
携帯電話の進化
携帯電話向けのウェブサイト構築
携帯電話向けのウェブサイトとアプリの違い

携帯電話 (スマートフォン) 向け広告
携帯電話向けの広告
携帯電話向けの検索連動型広告について
携帯電話向けのディスプレイ広告について
携帯電話向けのソーシャル メディア広告
携帯電話向けの動画広告

コンテンツ マーケティングの実施
コンテンツ マーケティングについて
オンライン上でのユーザー像の把握
コンテンツの目的に適したフォーマットの選択
オンライン上のユーザーに向けた記事の作成
オンラインでコンテンツを見てもらうために
コンテンツ マーケティングの効果測定

メールマガジンの活用
メールマガジンの基礎
メール配信システムの機能
メールマガジンの作成方法
メールマガジンを成功させるための戦略
メール マーケティングの効果測定

ディスプレイ広告の始め方 (ディスプレイ広告 第 1 章)
ディスプレイ広告について
検索連動型広告とディスプレイ広告の違い
ディスプレイ広告の運用方法

ディスプレイ広告の活用方法 (ディスプレイ広告 第 2 章)
ディスプレイ広告の目標を達成する方法
ディスプレイ ネットワークの仕組み
リターゲティングについて

動画の有効活用
インターネット上での動画の普及
動画をビジネスに活用する方法
動画作成のコツ
インターネット動画の視聴者を増やす方法
動画共有サイトにおける広告手法
動画の効果を計測する方法

ウェブサイトの分析の始め方 (ウェブサイトの分析 第 1 章)
ウェブサイトの分析方法
ウェブサイトの分析をビジネスに活用する方法
ウェブサイトの分析を活用するための目標設定

ウェブサイトの分析の活用方法 (ウェブサイトの分析 第 2 章)
検索結果からのアクセス解析の方法
検索連動型広告を活用するための分析ツールの使い方
セグメンテーション

データ分析によるインサイトの発見
ユーザーを知るためのデータ活用
データサイクルの把握
データに基づいた実践的なインサイト
スプレッドシートによるデータ管理
データのわかりやすい提示

e コマースの構築
1. e コマースについて
2. e コマースでの注文と決済について

インターネット上での販売促進
理想的な e コマース体験の実現
EC サイトにおける商品の宣伝方法
e コマースのためのリターゲティング

海外への展開
海外向けマーケティング活動
新しい市場を見つける方法
翻訳とローカライゼーション
海外での広告戦略
海外進出の際に考慮すべき点
海外進出の際の技術的側面について
海外のお客様に商品を届ける方法

これらの項目ごとに動画が用意されているので、その動画を見ながら学んでいきます。
動画を見終わると理解度チェックとして復習問題を解いていきます。

全ての項目の学習が終わると最終試験を受けられます。
試験問題は40問で、80パーセントの正答で合格です。

仮に不合格になっても10時間が経過すればまた試験を受けられるようになります。

受講してみて

この資格を受講する時点で既にWEB制作者として独立していました。Googleのサービスは理解していましたし、アドセンスやアナリティクス・マイビジネスといったサービスも長年利用している状況です。
それでもこの資格を受講して初めて知った知識はとても多く、「いままで分かっているようで分かっていなかったんだなぁ」というのが本音です。

Googleを理解する必要性

Googleが提供しているサービスを羅列してみます。

  1. Google検索: ウェブ上の情報を検索するための検索エンジン。Googleは、世界中のユーザーに広く利用されています。
  2. Gmail: Googleが提供する無料のメールサービス。Gmailは使いやすさや大容量のメールボックスなどで知られています。
  3. Google ドライブ: クラウドストレージサービスで、文書、画像、動画などのファイルを保存・共有できます。Google ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのオフィススイートも提供されています。
  4. Google マップ: 地図サービスで、地図上に場所や店舗を表示し、経路を検索できます。リアルタイムの交通情報やストリートビュー機能も備えています。
  5. YouTube: Googleが所有する動画共有プラットフォーム。ユーザーは動画のアップロードや視聴が可能で、広告収益も得られます。
  6. Google カレンダー: 予定管理やスケジュール共有ができるオンラインのカレンダーサービス。
  7. Google Chrome: Googleが開発したウェブブラウザ。高速かつ使いやすいと評価されています。
  8. Android: Googleが提供するモバイルオペレーティングシステム。多くのスマートフォンがAndroid OSを採用しています。
  9. Google フォト: 写真や動画をクラウド上で保存・共有できるサービス。AIを活用して写真を整理し、検索しやすくなっています。

ぱっと思いつくメジャーなサービスでもこれだけあります。

さらに、普段から意識しないうちに関わっているGoogleサービスも存在します。

  1. Google Ads: オンライン広告プラットフォームで、企業や個人が広告を出稿し、ターゲットユーザーにアプローチできる仕組みを提供しています。
  2. Google Analytics: ウェブサイトのトラフィックデータやユーザーの行動を追跡し、詳細なレポートを提供するツール。ページビュー、ユーザーセッション、コンバージョン率などの情報が把握できます。

これらの様々なサービスが連携して便利なツールとして世界中の人々に利用されているわけです。

Googleはそうやって数億人規模の利用者から集めた膨大なデータを握っています。
そして、それらの膨大なデータの一部は我々利用者が使用できるように還元されてます。

Googleから還元されるデータを受け取るのも受け取らないのも、利用するのも利用しないのも個々の自由ですが、WEB製作やマーケティングに関わる立場であればこれを有効利用しない手はありません。

Googleと関わることなくWEB上で何かを提供するのはほぼ不可能です。それ故にGoogleという巨大なサービス網を理解する必要がでてきます。
その理解の手始めとして「Googleデジタルワークショップ デジタルマーケティングの基礎」の受講をお薦めします。

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