禁断

書いてる途中で「わぁーー」となって頭を掻きむしった挙げ句にボツとなった記事が50件以上有りまして、他に書くこともないからその書きかけの記事を書きかけのままUPするという暴挙に出ます。
話は完結してません、完結させる予定もありません、なので続きを聞いたりしないでね。
取り敢えず一昨日ボツにしたばかりの記事を。

最近のハマりもの

辛いものが苦手でして「小学生かよ!」なんてベタなツッコミをされることがあります。
好物がラーメンだとか炭酸飲料が好きだとか緑茶は甘くないから飲まないだとか、確かに味覚は小学生レベルなので反論できないんですが。

辛いものは苦手と書きましたが決して嫌いなわけではないんです。食べようと思えば美味しく食べられる。ワサビの利いてない寿司や刺身なんか邪道だと思いますし、シュウマイにはカラシが必須ですし、カレーは適度な辛口が好きですし。
ですが唐辛子系や胡椒系の後をひく辛さというのがどうも苦手。飲み込んだ後でも舌がヒリヒリしていると次の一口が進まないんですな。

昨年暮れのこと、大晦日に食べようと年越し蕎麦を買いました。例年なら美味しそうな蕎麦屋を探して食べに行くんですが、昨今は粋がることに疲れたと申しますか、精一杯粋がっても「粋だねぇ」と言ってくれる相手もいないので意味がないと申しますか。なのでこの数年はスーパーで美味そうな蕎麦を買ってきて自分で茹でて食べてるんです。

んで昨年も近所のスーパーで見繕って買ったんですが、この蕎麦に薬味が付いていたんです。
小さな小袋に入った七味唐辛子だったんですが、普通の七味とは全く違う。色は黒くて粒が細かく、なにより風味の質がずば抜けてる。これはちょっと衝撃でした、一口で虜になってしまいました。

蕎麦好きですから蕎麦はよく食べます。ザルでも食べるし冬場は温かいつゆで掛け蕎麦にしたりと、まぁ小腹が空いたらいつでも茹でられるようにストックして有るくらい蕎麦はよく食べるんです。でも蕎麦って飽きるのよね。いや、好物なのに飽きると言っては語弊があるのかもしれません。
また粋がるわけではありませんが持論を展開させていただきますと、蕎麦って食い物は腹一杯食うもんじゃないんですな、つか喰うもんじゃない。蕎麦通と呼ばれる人が酒の肴にするように、蕎麦ってもんは小腹が空いたときにそれを満たすために「たぐる」もんでして、ドンブリやザルに「これでもか!」と大量に盛って食べるもんじゃない。ガシガシ・ワシワシと必死に喰うもんじゃないんです、チョイチョイっと啜るもんなんですな。

ところが殆どのお店で出される蕎麦メニューや小売店で販売されている蕎麦の一食分というのは、大人の腹を八部くらいは満たしてくれるほどの量がある。これじゃ食い終わるまでに飽きてしまうんですよ、特に小食のオイラには荷が重い。
なので蕎麦を食うときは途中から薬味を投入して「如何に飽きずに食いきるか」という戦いとなることが多々あります。

蕎麦の薬味というとザルならワサビやネギ、かけなら七味というのが一般的でしょうか、オイラも途中からこれらの薬味を投入し、味覚や風味を変えることで一食分を食べきってきました。ですがこれはあくまでも「誤魔化し」であって蕎麦自体の旨さを向上させるものではないんですな

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とここまで書いたんですがボツにしました

ボツになった理由

・拘りはあるけど決してグルメではないのでオイラが食い物についてなにを書いても説得力がないことに気付いた。
・よくよく調べてみたらテレビなんかでも紹介された結構有名な商品だった。なのでナニを今さらと思っちゃった。

原了郭-黒七味
http://www.love-kyoto.co.jp/daidokoro/hararyoukaku/kurositimi.html

楽天で買おうとしたら売ってる店がなかった。なので銀座三越まで買いに行ってます(地下2階の全国物産売り場)。都内では他に新宿近辺のデパ地下にもあるらしい。他の地方は知らんです。

独特の風味のこの七味、蕎麦以外にも色々とぶっかけて喰ってます。和食はもちろん揚げ物とかの洋食にも合うし(中華は今後チャレンジ)、普通の七味よりもかなり辛いのですが、少量でも抜群の風味なのでオイラでも大丈夫。
機会があったらお試し下され。

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