親の顔を見てみたい?

注意:今回はリンク先の全てがグロ画像なので、虫嫌いの人はクリックしないでください。オイラ心底後悔しています。

たまに写真をアップしていますが、我が家には小さな庭があってたくさんの植物が植えられています。
緑が多ければ当然のように小さな生き物もいるわけでして、蟻やバッタといったポピュラーな生き物からトカゲやカマキリなど都市部では見掛けなくなった生き物まで多数生息しています。数年前の夏にはどういう訳かクワガタまで見つかった。

んで、この時期に一番多いのが蝶々の幼虫。特にアゲハチョウの仲間。

年齢的にちょうどいいのでしょうか、遊びに来た甥っ子は暇さえあれば庭をウロウロしてアゲハの幼虫を探し、飼育ケースに入れて持ち帰り羽化させているようです。マンション住まいですからペットを飼うのもままならないらしく、昆虫を飼うことで多少でも情操教育になるのならと母親も認めている模様。

オイラがガキの頃はアゲハといえばキアゲハで、毒々しく鮮やかな色の幼虫を庭のそこいら中で見掛けました。
ところが昨今ではキアゲハの幼虫は見掛けないんですな、代わって増えたのが黒っぽい色をしたアゲハチョウ。カラスアゲハなのかクロアゲハなのかオイラには見分けが付きませんが、柑橘類を好むというこれらの蝶の幼虫が我が家の庭や近所の家のミカンの鉢植えにたくさん蠢いていたりします。

カラスアゲハ
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/karasu.html
クロアゲハ
http://www.insects.jp/kon-tyokuroa.htm

またアゲハチョウの仲間ではありませんが、ツマグロヒョウモンというカラフルな蝶もよく見掛けるようになりました。本来は南方系の蝶らしいのですが、温暖化による気温の上昇により関東以北でも普通に繁殖するようになったとか。
そういえば秋桜の写真を撮りに行くと必ずコイツが写ってたりしますな。

ツマグロヒョウモン
http://www.insects.jp/kon-tyotumaguro.htm

さて、成虫となって華麗に飛び回っている蝶々を眺めるのは時として風流でさえありますが(オイラは苦手ですが)、幼虫というのはグロテスクな外見と共に植物を食い荒らすということで嫌われてしまうのが一般的です。
我が家でも幼虫を見掛けると水攻めや熱湯攻めにして処分していたらしいのですが、先にも書いたように最近では甥っ子の庇護を受けるようになり扱いが変わってきました。要するにコイツラを見つけたら甥っ子に引き渡すまで丁重に扱って保護してあげるわけです。

つい先ほども捜し物があって物置を捜索していると小さなプラスチックケースを見つけました。「ははぁ、また幼虫か?」と中身を覗いてみたのですがいつもと何かが違う。
アゲハの幼虫なら食料として柑橘系の葉っぱが入っているはずなのに、今回のケースにはインパチェンスの葉っぱが入ってる。
幼虫のカタチもアゲハより若干スリムでお尻の方に長い角が生えている。アゲハなら頭の方から短い角が出たり引っ込んだりするはずなのに、なんでこの子はお尻なんだろ?

もしかしていままで見たことのない珍しいアゲハなのかもしれない。ツマグロヒョウモンと同じで気候の変化により最近になって関東に上陸したオイラがまだ見たことのない蝶々なのかも。

期待を胸にググってみました。インパチェンスの葉っぱを喰うなんて珍しいからすぐに見つかるは・・・・ず・・・・。

見つかりました、見つけなきゃよかった・・・・><
何年か前にコイツのサナギを見つけてるんだからもっと早く気が付くべきだった。
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Theretra_japonica.html

オイラが一番苦手とする昆虫です。こんなのが飛んできてシャツに止まったら気絶する自信があるよ。想像するだけで恐ろしいよ。コレならまだ幼虫の方がカワイイよ。可愛げがあるよ。
どうしよう、甥っ子に引き渡すべきなんだろうか。羽化した成虫を見て何と言うんだろうか。こんなのがマンションの部屋の中を飛び回ったら姪っ子達のトラウマにならんだろうか?

あぁ、見なきゃよかった。関わらなきゃよかった。
精神的ブラクラだよ、ウィルスよりスパイウェアより恐ろしいよ。

こんなモノが見れちゃうなんてネットは危険だよ、再認識したよ。

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