解析の話題を更に続けてみるのもいいんじゃないかと。他にネタもないし。
忍者解析を使い始めて5年近くなるんでしょうか。使い続けている最大の理由は「使い慣れてるから」。ただそれだけだったりします。
Google Analyticsだったりフリーのサーバー設置型の解析スクリプトだったり、広告非表示でもっと詳細な解析をする手段は他にもありますし、実際にオイラが管理するいくつかのサイトやブログでは複数の解析を駆使してアクセス状況を把握しています。が、それでも忍者解析は外さない、外せない。
まぁ大まかなアクセス数を把握するための、謂わばカウンターの代わりといった感覚なんですな。
さて、忍者解析では1つの解析ツールで最大100ページまで解析できることはユーザーの方ならご承知の通り。ブログが流行る以前、静的ページを1ページずつ作製していた頃は100ページというと結構なページ数でして個人のサイトでは持て余してしまうほどでした。
ところがブログでは100ページなんてあっという間。毎日とは言わず週に数回、数ヶ月も更新していればあっという間に100ページを超えてしまう。というかカテゴリを100個作って1つの記事を全てのカテゴリに割り当てればものの1時間足らずで100ページできてしまう。(それがブログとして有用かどうかは別として)
あぁ、そんなスパムまがいのことを書きたいわけじゃなかったよ。
ブログってのはテンプレートを元にページを出力しているので、元になるテンプレートに解析タグを貼れば出力されるページの全てに解析タグも付与されますな。なので忍者解析をブログに貼る場合、ページ設定は100ページも必要ない。たった1つで済んでしまいます。
ところがそれだとブログ全体の解析は出来ても各ページごと、例えば「カテゴリAのページへのアクセス数はどれくらい?」と思ってもそこまでは解析できない。なんせブログ全体を1ページとして扱っているわけですから、トップページへのアクセスも個別記事へのアクセスも一緒くたに累計されます。
オイラのようにカウンター代わりに使うのであればそれでもいいのですが、もっと詳細な解析をしたい人には不満かもしれません。
解析タグをテンプレートじゃなくて記事に貼り付けるという裏技というか荒技もあることはありますが、これとて個別の記事ごとの解析をしようと思ったら記事数の数だけ解析タグを作らにゃならんし記事数が100を超えたらそれまでですし。
忍者の解析タグを記事に貼り付ける
カテゴリの数が100を超えるブログはそうそう無いでしょう?なのでページ設定をカテゴリ名にするんですな。ページ1はカテゴリA、ページ2はカテゴリBといった感じで。んでカテゴリBに属する記事を書いたときは記事の中にカテゴリBの解析タグを貼り付ける、と。
そうすることでカテゴリごとのアクセス数が把握できる。そうすりゃ少なくとも人気のカテゴリとそうじゃないカテゴリの判断が出来るわけで、人気のあるカテゴリの記事を増やしていけば常連さんが大喜びするかもしれんし新規のお客さんも増えるかもしれん。まぁ荒技なんで推奨しませんし面倒臭いから実行する人はいないと思いますが備忘録として。
そんなわけで忍者解析でブログの個別ページごとのアクセスを解析するのはちと難しい。
いや忍者に限ったことではなくてAccessAnalyzerやFC2解析でも同じ事。オイラが使ったことのあるフリーのアクセス解析サービスで、1つのタグでページごとの解析ができるのはGoogle AnalyticsとResearch Artisanくらい。
使ったこと無いけどサンプルを見る限り個別ページの解析が出来そうなのがi2i解析でしょか。サービス開始当初の胡散臭さが印象に強くてオイラはこの会社のサービスを使う気が起こらないんですが、なんか良さげな感じもするよね。
まぁ胡散臭さの話しを持ち出したら忍者もFC2もi2iといい勝負なんだけど。(i2i以上か?^^;)
長々と書いていますが主題がイマイチ分からない、結局なにを言いたいんだか分からない文章になってますが、書いてるオイラも分からないので気にしない。気にするな。
備忘録としてもう少し。
MovableTypeやWordPressではトップページや個別ページ、カテゴリページごとにテンプレート(テーマ)が用意されていますから、アーカイブの種類ごとのアクセス数を把握することは容易に出来ますな。忍者解析のページ設定で各アーカイブを設定して、ブログのアーカイブごとのテンプレートに対応する解析タグを貼るだけ。
MTの独自タグやPHPの条件分岐を駆使すれば工夫次第でもう少し詳細な解析も出来るはず。
これと同じ事がFC2ブログでも出来たりします。
FC2ブログのテンプレートは基本的に1種類で全てのページを出力していますが、使える独自タグが豊富で特定の条件用の変数も用意されてるんですな、これを使いこなせばトップページ・カテゴリページ・月別ページ・個別記事へのアクセスをそれぞれ別々に取得できます。
忍者解析のページ設定で解析したいページの名前を設定するでしょ。
んでテンプレート編集画面を開いて解析タグを挿入したい箇所を決めます。決まったら以下のように変数で囲った部分に対応する解析タグを記入していくだけ。
トップページ用の解析タグを記入
個別記事用の解析タグを記入
月別ページ用の解析タグを記入
カテゴリ別ページ用の解析タグを記入
タグ別ページ用の解析タグを記入
こうすることでトップページへアクセスがあるとトップページ用の解析タグが、カテゴリ別一覧ページにアクセスがあればカテゴリ別用の解析タグが、といった具合にそれぞれ表示されると。
もちろん解析タグに限らず文字列でもHTMLでも同じように処理されるので、これを応用すればトップページにだけ特定の画像を表示するとか、個別記事にだけ広告を表示するなんてことも可能です。
あぁ、こんな説明で分かるかな?イマイチ分からんよって方はテンプレートの編集画面を開いて一番下の</body>の直前に上記のコードをそのまま貼り付けてみてください。コピペでOK。
貼り付けて保存したらブログのトップページを開いてページの一番下を確認してみて。次に適当なカテゴリを選択してページの一番下を確認、更に適当な記事を開いてみてページの一番下を。
そうすれば理屈は何となく分かると思います。(背景色が黒の場合は文字が見えないかもしれません)
この変数はプラグインの中でも使えたかな?
確認しようと管理画面を開いたら「現在アクセスが集中しており~」だって、嘘付け!平日の早朝4時にアクセスが集中するもんか!ま~たトラブってるのかね。
プラグイン内で使えるかはちょっと未確認、ゴメンナサイ。
(10/07 12:45 プラグインエリアでも使用できることを確認しました)
FC2ブログとよく似たシステムの忍者ブログでも同じ事ができますが条件ごとの変数が違います。
http://blog.ninja.co.jp/Tag/TagIndex/#jouken
seesaaやライブドアブログなんかはMTと同じでアーカイブごとにテンプレートが違いますからこんな面倒なことをする必要はありません。
自分で借りた鯖に設置してみるとよく分かるんですが、解析っていうのはサーバーへの負担がかなり大きいのよね。なので機能が多少劣っていても、広告がうざく感じても無料でレンタルできるサービスは有り難いもんですなぁ。
あぁ、ダラダラと書いてたらもうすぐ5時だよ。そろそろまとめを。
まとめ
解析されることを、解析を貼っているサイトやブログを毛嫌いする人って結構多いのよね。
でもアクセスを解析することがよりよい記事を書くための・よりよい情報提供の助力になるんだとしたら決して無意味なことではないよね。
まぁカウンタ代わりに貼ってるアホは非難されても仕方がないとは思いますが。
・・・・オイラのことですか、そうですか。