記事タイトルの検索後でアクセスされる人が非常に多いので、いままで試した限りのことだけでもまとめておこうかと。
Photologと一言でいっても、どの程度のモノをどういったスタンスで作ろうとしてるのかは人それぞれだと思うので、全ての人に有用な記事とはならないであろう事を事前にご理解ください。
2008/10/03 別コンテンツにまとめました。
http://wordpress.stylefree.info/tag/photolog/
まずはメジャーなプラグイン、PhotoPressを使用したPhotologです。
WordPress2.3.3日本語版+PhotoPress1.1+PhotoPress 専用テンプレートという組み合わせで動作確認しました。
Wordpress2.5以降だと管理画面の一部のレイアウトが崩れるのを確認していますが機能は問題なく動くようです。
PhotoPress1.1
http://familypress.net/photopress/
PhotoPress専用テンプレート
http://themes.performancing.com/themes/announcing-the-photopress-wordpress-theme-for-photoblogs/
PhotoPressはblackbirdでも使っている画像管理のためのプラグイン。
アップロードした画像を専用のカテゴリに分別することが出来て、更にそのカテゴリ別にフォトアルバムページも作製してくれるというもの。
プラグインをインストールすると記事の投稿画面に「Photos」ボタンが追加されます。このボタンをクリックすると別窓で専用のアップローダーが開きます。このアップローダーで最大10枚までの画像を一度にアップロード可能で、10枚以上の画像もFTPを使ってまとめてアップロード可能です。
複数画像を一括リサイズできますのでサムネイルをまとめて作れたりもします。
一度アップロードした画像はPhotoPressの管理画面からいつでも操作可能で、名前の変更やカテゴリの移動などを一括で行えます。
PhotoPress専用のテンプレートが配付されていますが、他のテンプレートでもカスタマイズすれば使用可能です。というか全ての機能を完璧に使いこなすのでなければカスタマイズ無しでも流用可能なのかもしれん。実際にこのブログ(blackbird)がそうだし。
使ってみた感想として書きますと、PhotoPressはWordPressの画像管理+アルバム表示として使うプラグインですな。その機能を利用してブログ全体をPhotologとして仕上げることも可能ですが、オイラのようにテキストのみの記事も書くけど時には写真もたくさん貼るよって使い方に向いてると思います。
PhotoPressは基本的にインストールして有効にするだけで使えます。
4/18 追記
>PhotoPressは基本的にインストールして有効にするだけで使えます。PhotoPressでは画像のアップロードフォルダがWordPress標準のフォルダと異なります。
デフォルトでは wp-content/photos となっているので、このまま使うならwp-content/photosフォルダを作製して書き込み権限を与えてやります。
異なるフォルダ名やパスにしたい場合は、PhotoPressの管理画面からフォルダ名orパスを変更、必要であればフォルダを作製して書き込み権限を与えてやる必要があります。
設定と管理に専用のメニューが追加されますので、使い始める前にまずは設定を済ませましょう。
残念なことに日本語にはローカライズされてませんので、オイラのように英語が苦手な人は翻訳サイトと睨めっこしながらの作業になると思います。
設定箇所が多いので、取り敢えず分かるとこだけ設定したら適当に画像をアップしてみて動作の確認をするといいかもしれません。いきなり本格運用するとトラブったときに面倒だしねぇ。
取り敢えずオイラが把握している設定箇所の説明だけ。
Maximum allowed size for uploads:
アップロード可能な画像のファイルサイズ
php.ini での設定がしてあればそちらが優先されると思います。
Maximum thumbnail dimensions:
サイドバーやアルバムページで表示されるサムネイルの長辺のサイズ。
サイドバーより大きくしちゃうとカラム落ちしたりします。
Quality for resized JPEGs:
リサイズ時の画質。
数値を大きくすれば高品質になるけど一枚あたりの容量も増えます。
Watermark type for inserted images:
ウォーターマークをテキストにするか画像にするか。
テキストの場合はWatermark text:でテキストを記入。
画像にする場合はWatermark logo:で画像のURLを指定。
None でウォーターマークを使用しない。
Vertical watermark alignment at image:
ウォーターマークの挿入位置(上下)
Horizontal watermark alignment at image:
ウォーターマークの挿入位置(左右)
Watermark transparency:
ウォーターマークの透過率
Watermark padding:
ウォーターマークの挿入位置を画像の四辺からどれくらい間隔を置くか
Watermark text size:
テキストの場合のウォーターマークの文字サイズ。
最大の5でもたいした大きさではないです。
Watermark text color:
テキストの場合のウォーターマークのハイライト部分の文字色。
カラーコード(RGB)で記入
Watermark text shadow color:
テキストの場合のウォーターマークのシャドウ部分の文字色。
カラーコード(RGB)で記入
語学力皆無のオイラではこの程度しか分かりません。
逆に言えばオイラでも何とか使っているんだから大丈夫。
もう一つ試してみました。
Yet Another Photoblog というプラグインを使用したPhotologです。
PhotoPressが画像管理+アルバムなのに対して、Yet Another Photoblogはブログ全体をPhotologにしてしまうプラグインです。
いや、Photologとしてじゃなくても普通に画像管理なんかは出来るんですが、このプラグインを使うのであれば完全なるPhotologとして使わなければ勿体ない。
EXIFを抽出して出力できたり、クリエイティブコモンズライセンスを表示できたり、Photologに特化した機能はサンプルのブログをみていただければ分かると思います。
http://blackbird.arrow.jp/
サンプルブログの構成は WordPress2.5+Yet Another Photoblog1.8 BETA となっています。以前ME2.2.1で使ったときは不具合があったのですが、2.5では問題なく動作しています。
テンプレートはYet Another Photoblog専用に作られているGrain 0.2を使わせていただいています。専用のテンプレートを使うことで本格的なPhotologを構築することが出来るはずです。
Yet Another Photoblog
http://johannes.jarolim.com/blog/wordpress/yet-another-photoblog/
Grain 0.2
http://mac.defx.de/grain-theme/
Yet Another Photoblogも設定が必要な部分が多いのですが、幸いにも日本語化をされてる方がいらっしゃいますので利用させていただきました。
Yapb日本語化してみた < Blog < LOVING CAT
プラグインをインストールすると記事の投稿画面にYet Another Photoblog専用のアップロード機能が追加されます。
投稿管理画面では記事タイトルやカテゴリ名に加えて記事で使われた画像のサムネイルが表示されます。
とまぁ、こんな感じでYet Another Photoblogは専用のテンプレートと組み合わせて本格的なPhotologの構築に適しています。
カテゴリアーカイブのページではサムネイル表示してくれる。まるでウェブアルバムのようだよね。
http://blackbird.arrow.jp/category/flower/
現時点ではこの程度です。
PhotoPressは画像を多用する普通のブログに、Yet Another Photoblogはブログの範囲を超えた本格的なPhotologに。
そんな感じじゃないでしょか。