先日の写真記事の最後でCDDのゴミが写り混んでるって話を書きました。今回はその続編的な話。
カメラの話なんか興味ないよ!って人は読み飛ばして頂いて構いません。面白くも何ともないので。
一眼レフカメラは構造的な問題からボディ内部にゴミが入るんですな。なので最近の一眼レフカメラの殆どの機種でゴミ対策がなされています。ですがこれらのゴミ対策やゴミ取り機能も完全ではありませんで、ゴミが入るときは入る。
ボディの内部にゴミが入るとどうなるかというと、別にどうにもなりません。ゴミと言ったって鼻くそみたいに大きな物が入る訳じゃない。目に見えるか見えないかのホコリ程度の大きさのゴミですから、そんな物が入ったところでカメラが壊れるって訳ではない。
ところがですな、この小さなホコリがカメラの撮影素子にくっついちゃうと、撮れる写真に問題が出てくる。ホコリまで一緒に写っちゃうんですな。
んで、オイラのカメラがまさにその状態だったと。
ホコリが一緒に写るというのがどういう物なのか、先日の写真だとわかりにくかったので、今回お掃除したときのBefore&Afterを載せてみようと。今回はそういう記事です。
まずはお掃除前にホコリを確認。
上の画像がF32です。絞りについては詳しく書きませんが、絞りを変えることでカメラのピントの合う範囲(奥行き)を設定します。
絞りはF値で表します。Fに続く数値が大きくなるほど絞りを絞った状態、数値が小さくなると絞りを開いた状態です。絞りを絞るとピントの合う範囲(奥行き)が広くなり、絞りを開くとピントの合う範囲(奥行き)が狭くなります。オイラの場合はレンズや被写体に応じて通常F2.8~F11くらいの範囲で変更しています。
花の一部だけを狙ったマクロだとF2.8~F5くらい。花を含んだ風景なんかではF8~F11といった感じ。
上の画像はF32ですから通常では使用しない設定ですが、ここまで絞ることで撮影素子に付着したホコリをより鮮明に写すことが出来ます。
派手に写ってますなぁ、目立つ物だけでも5つ確認できます。
ただ、前述したようにF32なんて普段は絶対に使わないわけです。取り敢えずここではホコリの場所を確認するにとどめます。問題は実用的に使う絞り値でもホコリが写り混むのかどうか。F32でホコリが見つかっても実用域で問題がないのなら急いでお掃除する必要もないわけです。
あぁ、あくまでも大雑把な性格のオイラの場合ね。神経質な人はこの段階でお掃除するのかもしれません。
んじゃ実用的に使っているF11ではどうか?ってことで撮影したのが上の画像。だめじゃん、しっかりと写ってるじゃん。
F32と比べると絞りを絞ったことでホコリがぼやけているのが分かります。画面右側の小さなホコリなんかは殆ど確認できないくらいくらいにぼやけています。ですが画面右側の3つは紛うことなく確認できますな。
F11の画像で既に「お掃除決定!」なわけですが、良い機会なのでもう少し絞った画像でも確認してみました。マクロレンズでよく使うF5です。ここまで絞りを開いても画面右側の3つはハッキリと確認できますな。先日の記事の画像でもよく見ると写り混んでいるのが分かります。
http://blackbird.stylefree.info/wordpress/wp-content/photos/2009_03_3101.jpg
http://blackbird.stylefree.info/wordpress/wp-content/photos/2009_03_3108.jpg
ということでお掃除開始。
お掃除の方法として最も手っ取り早いのはブロワーで吹く方法。だけどこの方法は内部のホコリを撒き散らす結果にもなりかねん。
そこで以前買っていた ペンタックスのイメージセンサークリーニングキットを使いました。これはペンタックスのサービス窓口でも使われているもので、簡単に言えば「鳥もち」のようなペタペタと素材でホコリを吸着して取り除くという物。ペンタックスの製品ですが他のメーカーのカメラでも問題なく使えます。
上記の画像で予め確認しておいたホコリが付いている部分を重点的にペタペタと作業すること3分弱。
これが作業後のF32での確認画像です。画面左側の小さなホコリは残っていますが、右側の大きな3つは取り除くことが出来ました。
上の画像が作業後のF11。ここまで開放すると画面左側の小さなホコリも殆ど目立たなくなってます。もっと絞りを開けばさらに気にならない状態になるはず。
これならオイラ的に問題ない範囲なので今回のお掃除はこれでおしまい。サービスセンターに持ち込むと有料なので、ちょっとばかしお金が浮いた。
カメラとゴミってのは切っては切れない関係のようで、現在の普及機ではどんなにゴミ対策機能をしていても効果は100%じゃないようです。
でもゴミ掃除などのメンテナンスを自らの手ですることでカメラに対する愛着が増す、ってことも否定できませんから、ゴミ対策機能の精度は90%くらいでちょうど良いのかもしれません。
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